アルバニアで柿を干していましたが、

無事に美味しい柿が出来上がりました。

東欧では柿は普通に親しまれている食べ物ですが、

渋柿をそのまま食べるか、

グチュグチュに熟してから頂きます。

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後者の方が主流で、1月の現在は腐りかけの柿が

1kg100円くらいで売られています。

それでも安いのですが、私が干し柿用にゲットしたのは

1kg25円なので4倍ほどのお値段です。

スプーンでプリンのようにして食べるのですが、

今はもれなく酢酸菌の酢の匂いがほのかに香ります。

私はヘタの部分に焼酎をつけて1週間置き、渋抜きをして食べました。

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ほんと甘くて美味しい!!

ちなみに私は腐りかけの柿を買い、

清潔なビンに入れ、潰して放置しています。

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しばらくしたらまろやかな柿酢が完成する予定です。

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見た目は悪いですが、しっかりコロニーが育っていて順調です!

それはさておき、干し柿ですね。

予想以上に美味しくできたことで大満足です。

美味しくできた証拠の白い粉もこんなにたっぷり!!

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白い粉はカビと間違われがちですが、中から吹き出した糖分です。

ですので、中身が甘いものほどこの糖分が吹き出ていることになります。

昔の時代で砂糖が貴重だった頃は、この白い粉を削ぎ落として

砂糖として利用したのだとか。

味は小さい頃よく食べた、東北山形の干し柿を思い出す甘さでした。

東欧の人にもこの素晴らしさを知って欲しい泣

実は以前、鈴なりになっている柿の木を放置しているオーナーに

「干し柿にしたいから、数個 分けて欲しい」とお願いしたところ、

「冬にグチュグチュしてから 食べるのが楽しみなんだからダメ!」

と即答されたのでした。

とりあえず干し柿を差し入れして、反応を見たいと思います。 

いつもありがとうございます。
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