アルバニアってどこだっけ?道中沈没物語

世界一人旅中に、アルバニアの田舎に住み着いた28歳女のブログ。

海外移住

アルバニアで過ごす犠牲祭

9月1日は犠牲祭とのことで、アルバニアは祝日となっています。

朝4時半にいつも以上に長いアザーンに起こされ、(ウザい)
寝起きとともに、いつもと違う雰囲気を察知。

前日にシュコドラ出身で、他国から里帰り中の方達と飲んでたけど、
その方達はキリスト教。

その時に、
"アルバニアはもともとはキリスト教の国だったのに、

後からきた奴らがイスラム教を広めて、

アルバニア政府に献金して祝日を作りやがった!"

などと息巻いていました😅

ちょうどシュコドラの街でビールフェスを開催していて、
激しい盛り上がりを見せてたので、

"このビールフェスは犠牲祭に合わせてるの?"

と聞いてしまったら、

"違う!"

と少し怒ってました笑

熱心な信者の前で宗教の話をするものではありません😂

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*アルバニアのビール、Elber のフェス



*ビールフェスの様子。アルバニアの民謡。

ここアルバニアは統計によると
60% がイスラム教、40%がキリスト教。

鎖国時代に一切の宗教を禁じていて、

無宗教国家となっている時期があるので 、

基本的にそんなに信心深くはないです。


なので、モスクから毎日鳴り響くアザーンがなっても、

お祈りに行く人はあまり見かけなく、

虚しく鳴り響いています。

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*犠牲祭の前夜、大文字焼きならぬ何かが山で燃やされている。



そんな国の犠牲祭の日はどんななんだろう。

と朝から散歩にお出かけ。

びっくりするくらいどこも閉まっていて、

いつもの賑やかなマーケットも閑散としています。


みんなイスラム教だったのか?ただお休みを満喫してるのか、

よく分かりません。

たまに死んだ直後だろう鶏1匹を片手に

通り過ぎるおばさんはいました。

あと、イスラム教のお祭りの日に必ずいる
少年の太鼓叩き。

太鼓を叩いて練り歩いています。

ラマダーンの時は毎日なので、うるさいです。

何かの儀式があるなら覗きに行きたいとは思いましたが、

見つけることができません😅

せっかくなので、最近修理をしたオーブンで

鶏肉のオーブン焼きをしました。

手作りの塩レモンでマリネして、

上からローズマリーを散らす。

オーブンで焼くだけ。

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なんとも簡単なご飯だけど、

さっぱりジューシーで美味しく頂きました🙌

お肉はこの量のモモ肉で220円です😊

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海外あるある。ベッドバグの被害。


ここ最近やたら朝起きると首回りと腕を虫に噛まれていて、

それが食いちぎりがある系のよくない刺され方だったんですね。

しかもめっちゃ痒いんです。

痒い時は、昔受けた瞑想合宿ヴィパッサナーを思い出して、
無情無情と唱えますが、、、ダメです笑

ちなみにその合宿では瞑想時、
自分の身体の感覚を触れることなしに感じる練習をするので、
実際に手で触ってはいけないのです。

だから痒い!と思っても掻いてはいけないんですね。

もし、合宿場にベッドバグがいたら耐えられてた自信はありません。 


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*2週間前に撮ってたもの。今はもっと。。。
 
さて、本題😅

私それでもよくよく、虫の正体を探さないでいたんです。

毎日掃除をして、風通しも良くしているし。

家に蚊以外の虫がいると想像したくない…。

信じたくない!という思いからかな笑

それでも一応シーツなども洗濯機の設定を90度にして、
3時間かけて洗濯などもしていました。

最悪アイツがいるんだろうな。

と心のどこかでは分かってるんですが、見たくなくて😖

でも今日ついに1匹見つけてしまったんです。

そう、ベッドバグ。南京虫。

 
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*見つけた1匹

 
ああ。いたんだ、、、こりゃ、、、駆除を頑張らないといけない😫

と今回は巣をちゃんと探しました。

なんのことはない、ベッドの木枠の隙間に潜んでたのですが。

その周りは私の血痕と思われる跡がたくさんあり、

こんなにも刺されていたのかと愕然としましたよ泣

えぇ、えぇ。 

ベッドのマットレスも血だらけの部分発見したし。

ベッドバグは糞をする際に人の血液を糞として出すので、

その血痕が酸化して、黒い点々を残すんですね。

なので海外のホステルなどで黒い点々を発見した場合、

かなりの確率で潜んでる可能性大。

気候上しょうがないことみたいではあるのですが。

ホステルにいた時も満身創痍で刺されまくっていてから、

我が家に引っ越して安堵していたのに!!!コノヤロー!!

あ、ホステルの名誉の為にも書いて置きますが、

私が2ヶ月滞在していたホステルにもベッドバグが出ていました。

その時の被害の写真これ。汚い足をスミマセン。

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*汚い足をすみません。

ちなみに写真の見えてる範囲がこれなので、全身はやばかったです😅

ホステル側も、頑張って殺虫剤や特殊な薬を撒いたり。

ちゃんと業者を呼んだりしていましたよ。

ただベッドバグが強いだけです。

あと、他の人はあまり刺されてなくて私ばっかり刺されてました。

O型だからか、若い(!?)女性だからか、平熱が高いからか、、、。

うーん。。。 

さて、駆除のほうは、
 
彼らは熱湯に弱いということで、

熱湯を木枠全体にかけました。

これでおさまればいいですが。

様子を見るしかありません。

さぁ、気を取り直して、今晩は久々のトンカツとズッキーニの花の揚げ物を作ります:)



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アルバニアの家賃事情と審査。

さて、アルバニアに移住する決めて(?)となった家賃。

いくらか気になりますよ、ね?

現在のお家は、
ベッドルーム2つ
リビングルーム
キッチン
バルコニー2つ
トイレ2つ
シャワー1つ
大きい廊下

100平米なり♡


引っ越した際に動画撮ったので、お時間ある方はどうぞ。



大きいことはもとより、窓が多くでかなり風通しがいいのがお気に入り。

玄関入った時の廊下が贅沢に広いので、お客さんを呼んだ時の一声も反応がいい笑

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*玄関入ってすぐの廊下、インターフォン付
 
ちなみに8階建の4階です。エレベーター有り。

家賃はというと、130€です。

さらっと言っちゃったので、もう一度言います。

130€。

安いよね〜〜〜〜。

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*キッチン。オーブンやガスコンロは後から大家さんに貰いました(´∀`)

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*キッチンについてる窓からの眺めがいい。

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*寄って撮るとこんな感じ。綺麗なお山。
 
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*リビング

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*リビングのバルコニーからのサンセット。

 
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*寝室のバルコニーからの眺め。実は街の中心部。

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*寝室その1

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*トイレその1

寝室は6畳くらいと8畳くらいのが1部屋ずつあります。

あとね、審査だけど、さすが信用で成り立ってる国。

特になかった!

あとは最初に家賃3ヶ月払うことができれば、問題ないと思います!

パスポートさえも、見せて?とか言われなかったよ笑

そんなんだから、、危ない奴とか他国で犯罪犯した奴とか、住み着いちゃうよね〜〜〜。
って思ったりしたんだけど、

夜道1人で歩いても特に怖い思いをしたことはありません。

いたって治安はいいと思います☺️

ということでノマドの方、ヨーロッパに住みたい方、アルバニアおすすめですよ〜☺️


ちなみに4軒ほど内見しましたが大体150€〜200€くらいが相場でした。
一般的にはアパートの賃貸は家具付きです。

なので、その分が家賃に少しプラスされてるようです。

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*社会主義時代からの伝統的な家
 
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*このバスタブがあることで、迷った物件でもある。

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*しかしこのリビングの家具のデザイン、天井でちょっと興ざめ。趣味じゃない笑
 
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 *うまく撮れてないけど、鏡張りの寝室。風水的によくないような、、、?

こちらも同じく街の中心部にある物件で、170€でした。

お友達とシェアしても十分な大きなお家。

 大きい家に慣れてきてしまったけど、果たして私は日本に帰れるのだろうか笑
 
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日本人初⁈ アルバニア北部の村の伝統お祭りに参加してきた話。


シュコドラの市街から2時間半ほど運転した山中の小さな村のお祭りに参加してきました。

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1年に1回。
アルバニアの北部の山の奥の小さな村。
参加者の多くは地元民。
地元民でも知らない人が多いお祭り。 

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ということでこのお祭りに参加した日本人、勝手に初なのではないか⁈と思ってます笑

さて、なんのお祭りかというと、 
 
もともとは女性のビューティーコンテストと
男女のマッチングイベントだったお祭りとのこと。
 
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青年期の男女を村で集めて(多分近隣の村からも)伝統音楽で踊って親交を深めるためのお祭りでした。

うまくいったら結婚とかに繋がったのでしょう。
 

いまは形だけ残っていて、村の出身ではあるけど普段は街に住んでいるという方たちも多く参加されているようでした。そしてそれぞれ彼氏がいるようでした笑


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このお祭りのために何時間もかけて髪型を仕上げるようです。かなり独特ですよね。


そして、興味深かったのは豚の丸焼き。
いつものようにケバブの屋台が並ぶのだろうと思ってたら違かった。

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*大量の豚の丸焼き

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*よくみると天然の枝を豚にぶっ刺していふ

ここにとっての風物詩的なものであるかのような印象を受けました。

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*体重計で計り売り


100gとかで買ってみようと思ったら、そんな感じじゃなかった笑

半頭とか1頭を買ってみんなで分けるみたいな感じ。

近くのバーのテーブルは豚の丸焼きで埋まってました😂
 
市街に来ると60%はムスリムなのでかなり珍しい光景です。
この辺りはキリスト教が強いんですね。

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*お墓もやっぱりキリスト教
 
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*会場周辺はこんな感じの村
 
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*噂をすれば修道女が写り込んでいましたね
 
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*アルバニアを代表するコーチカも


せっかくなので会場の様子も載せます。

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*パラソル持参。
よくよくみるとみんな近くの森から枝を折って来たものを日傘代わりにしている。

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*会場案内

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*数時間もの間男性陣が集って熱中していたものは、輪投げ😂
 

私はというと、炎天下だったのですっかり熱中症にかかってしまいぐったり。
頭痛に吐き気、ダルさがきつい。

会場の女の子たちはこの猛暑の中あんな暑そうな衣装だったのだから、
大変だったと思う。 

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*関係者オンリーのところをちゃっかり紛れて撮った一枚


帰りは、ミニバンを見つけては行き先を聞いて、バス探し。
見つけたバスは平均年齢70歳以上のおじいちゃんの団体のバスでした。

まさに紅一点状態笑

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*こんな山道を2時間半運転


こんな暑いのにおじいちゃんたちは、みんなスーツで正装していて、まだまだ元気!

最初から車中はアルコールの匂いが充満してたけど、
運転中もラキとビールを飲み続け、みんな元気に喋り続けていた。

すごい!自分の体力の無さぶりにがっかりです。

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*事故起こして車も。

運転手も帰り道だけでも3本飲みながら運転してたので、割とヒヤヒヤでしたが😅

村のお土産の蜂蜜も美味しくて、熱中症からの回復にかなり重要な役目を果たしました!

アルバニアにたどり着いた経緯(2)

アルバニアにたどり着いた経緯を回想していると、
道中の回想をしてしまいなかなか書けないので、
今日はサクッと書いてしまいます。

イスタンブールをあてもなく出発した私。

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※イスタンブールのガラタ塔を登るなら、隣のホテルの最上階のレストランの利用がおすすめ。


ワクワク飛び出したのはいいものの、

私の性格が、The 飽き性なんですね。 

ちょっと旅すると、なんで私はこんなことをしてるんだろう?

と、特に移動ばっかりしてると思うんです。


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※鈍行列車での移動も醍醐味だったりする

観光をするっていうよりかは、
その町の雰囲気や生活の仕方に興味があるので、
基本的に着いたら散歩して、みんなの様子眺めて終わりなんですよ。

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※散歩をし過ぎて疲れちゃうことも笑


公園に座って、近くの八百屋で買ったリンゴなんかをかじって
ボーっとするような旅です😅

で、毎日カウチサーフィンの人と連絡取って会って泊めてもらう。

楽しいけど、、、落ち着きたい。

沈没したい。

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※沈没の図

そんな欲求が出てくるわけです笑

そこで長期滞在できるWorkaway でボランティア受け入れ先探しを決行。

これがなかなか種類豊富で、最初のうちは余裕ぶっこいて、
1つリクエストを送っては、返事を待ち、、、なんていうことをしていたのです。

でも、気づきました。
やりたい旅人ももちろん多いことを。

いくら経っても返事がないところや、
断られることが続いたのです。

周りの旅人に聞いたら、みんな一気に10とか20とか
リクエストを送ってるって😅


英語が苦手な私はそんな一気にプロフィール読めないし、

リクエストを送るなら熱いリクエストを送りたい!

と思っていたのでさすがにそこまではできない。

でも2〜3個多めに送ってついに受け入れてくれるという話が2件入りました。

1つはクロアチアの離島、Bracでのホステル業務。

もう一つは、アルバニア、Shkoder でのホステル業務。

クロアチアの離島でのホステルの写真は離島だけあって、とっても綺麗。

しかし、あれです。

漂ってくるパーティーホステル感。

いっぽう、アルバニアは完全なる未知の世界。

調べれば調べるほど未知の世界。

ホステルも落ち着いた雰囲気とのレビュー発見。

これはどっちがワクワクすると言えば、アルバニアでしょう!

と、アルバニアを選んだわけです。


なんてことはない、これが私がアルバニアにたどり着いた理由です笑

まぁ、この時住むとまでは思ってなかったけどね。