アルバニアってどこだっけ?道中沈没物語

世界一人旅中に、アルバニアの田舎に住み着いた28歳女のブログ。

バックパッカー

アルバニアにたどり着いた経緯(2)

アルバニアにたどり着いた経緯を回想していると、
道中の回想をしてしまいなかなか書けないので、
今日はサクッと書いてしまいます。

イスタンブールをあてもなく出発した私。

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※イスタンブールのガラタ塔を登るなら、隣のホテルの最上階のレストランの利用がおすすめ。


ワクワク飛び出したのはいいものの、

私の性格が、The 飽き性なんですね。 

ちょっと旅すると、なんで私はこんなことをしてるんだろう?

と、特に移動ばっかりしてると思うんです。


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※鈍行列車での移動も醍醐味だったりする

観光をするっていうよりかは、
その町の雰囲気や生活の仕方に興味があるので、
基本的に着いたら散歩して、みんなの様子眺めて終わりなんですよ。

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※散歩をし過ぎて疲れちゃうことも笑


公園に座って、近くの八百屋で買ったリンゴなんかをかじって
ボーっとするような旅です😅

で、毎日カウチサーフィンの人と連絡取って会って泊めてもらう。

楽しいけど、、、落ち着きたい。

沈没したい。

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※沈没の図

そんな欲求が出てくるわけです笑

そこで長期滞在できるWorkaway でボランティア受け入れ先探しを決行。

これがなかなか種類豊富で、最初のうちは余裕ぶっこいて、
1つリクエストを送っては、返事を待ち、、、なんていうことをしていたのです。

でも、気づきました。
やりたい旅人ももちろん多いことを。

いくら経っても返事がないところや、
断られることが続いたのです。

周りの旅人に聞いたら、みんな一気に10とか20とか
リクエストを送ってるって😅


英語が苦手な私はそんな一気にプロフィール読めないし、

リクエストを送るなら熱いリクエストを送りたい!

と思っていたのでさすがにそこまではできない。

でも2〜3個多めに送ってついに受け入れてくれるという話が2件入りました。

1つはクロアチアの離島、Bracでのホステル業務。

もう一つは、アルバニア、Shkoder でのホステル業務。

クロアチアの離島でのホステルの写真は離島だけあって、とっても綺麗。

しかし、あれです。

漂ってくるパーティーホステル感。

いっぽう、アルバニアは完全なる未知の世界。

調べれば調べるほど未知の世界。

ホステルも落ち着いた雰囲気とのレビュー発見。

これはどっちがワクワクすると言えば、アルバニアでしょう!

と、アルバニアを選んだわけです。


なんてことはない、これが私がアルバニアにたどり着いた理由です笑

まぁ、この時住むとまでは思ってなかったけどね。

 

ハンガリーの田舎、Székesfehérvárにて病院のお世話になった話。

さて、急遽3ヶ月の一人旅を決行したものの、
所持金10万円以下という状態。

カウチサーフィンとWorkaway を駆使しての旅となりました😊

ブタペスト1週間滞在のあとは片田舎で1週間農作業。

この間に病院のお世話となり60€も出費することになりましたが、
まだブタペストでよかったと思いました😅

イスタンブールかエチオピアで貰ったバクテリアがお腹にいて、
悪さをしていたのです。

2週間も我慢しないで早く病院行けばよかった、、、、

病院では診察の待ち時間がとっても長かった上に、
血液採取からエコー検査まで様々な診察を行なって。

合計6時間。

辛かった。。。
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※全然読めないハンガリー語。誕生日間違えてるし。

そうそう、ハンガリーでは抗生物質を簡単には出さないらしくて、
出したら大ごと=移る病気と考えられてるみたい😅

ハンガリー語の診断結果はなんて書いてあるかわからなかったのだけれど、
農作業先のホストのお母さんが大騒ぎ。

送り迎えしただけで特に一緒に過ごしていないお母さんが、

私は移りたくない!と言い出したのです。

それはいいのですが、それをみていたドイツ人の女の子。

完璧にパニックになってて。その晩は寝ずにずっと吐いていました。

これには申し訳なくっていたたまれない。。。

念の為、ブタペストで1週間滞在したカウチサーフィンの人たちに、
なにか移ったり症状は出ていないか?と確認はしたのですがみんな無事とのこと。

ドイツ人の子とはそんな長い期間一緒にいなかったし、
もう1人一緒に滞在していた女の子もピンピンしていたので正直不思議。


本当に移った可能性があるけど、

正直これが、病は気から、なのかなぁと思いました😅
ごめん。🙏


薬を飲んだらすぐに回復。

ハンガリーの独立記念日のお祭りに参加してきました。

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※ハンガリーのカラフルなお菓子
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※手作りのメリーゴーランド、手動。

 

ハンガリー人はとても愛国心があるのか、みんな胸元に国章をつけてました!

みんな自前のを手作りしてたり、持ってたり。
その場で配っているような人はおらず、
聞くと各家庭から自前して付けてきているそうな。

子供が多く、和やかな感じがする場所でした。

それにしてもこの街の名前Székesfehérvár。
 
最後の最後まで発音できなかった笑 
 
ハンガリー語が難しすぎて、ちょっと住むのは難しそうかなぁと思った。




 

Workawayを利用してみてわかったこと。

前回のアルバニアにたどり着いた経緯(1)の続きを書こうと思ったけど、

書いているうちに、旅中に利用したボランティアサイトの説明になっちゃったから
今日はWorkaway というサイトのことに書こうと思う。


私は旅中、3カ所でボランティアを行いました😊

ボランティア先は、バックパッカー御用達 Workawayの中から選びます。

旅をしていてボランティアがしたいバックパッカーと、

ボランティアをしてもらう代わりに旅人に寝床と食事を提供するホスト側のマッチングサイトです。

旅人も常に移動していると疲れちゃうんですよね。

少し長めに同じところにいれて、しかもそれが無料で、
2〜3日休みを貰えば少し遠出もできる。

その分働かなくちゃだけど、旅してると自然とそろそろ働きたいかな?
という気分にもなってくるから、これを知った時はちょうどいい制度だなっと思った。

さて、サイト内でプロフィールや評価を確認し、お互いにリクエストを送り、
マッチングしたら成立です。

同じようなサイトでは、WWOOFが有名だけど、
これは有機農業だけに特化している上に、地域ごとに登録料30€ほど払わないといけないから割と割高かもしれない。

ただ有機や自然農法を学ぶ場としては良さそう:)

一方Workawayは、農業だけじゃなくて、ベビーシッターや家事手伝い、家庭教師、ホステル業など
様々な分野でのボランティアが可能で、1度25€ほど払えば世界のどの地域でも利用できるのが魅力。


だけど悪いことも当然あるわけで、、、

無償の労働力とみなして、過度な要求をするホストもたくさんいるんだよね。
(逆も然りだけど。)

そしてworkaway のサイト側はそれに対して全く協力的じゃない😅
その代表が、評価システム。

ボランティア期間終了後にお互いに評価をつけるわけなんだけど、
評価はお互いが書いた後に公開されるわけじゃないんです。

どちらか一方が評価を書いた時点で、一方がその評価を受け取ってしまえる。

つまり、もし、ボランティア側が不服があり、ホストに対して悪い評価をつけた場合、
それを見たホスト側がボランティアの評価も同じく悪く評価することができるってこと。


ボランティア側は、悪い評価がついてしまうと次の場所で受け入れてもらえない可能性が
出てきてしまう

。それは困る、ということで、いい評価を付けてしまう人もたくさんいると聞きました泣

この評価システムに対して、私の友人はサイト運営側に改善するように報告したけど、
サイト側からは満足な回答を得られなかったみたい。

サイト側としては、みんながお互いハッピーに活動していることを強調したいらしく、
悪い評価をあまり増やしたくないというのが本音ということだった。


とはいえ、多くの旅人は実際に、ボランティアを通してとても貴重な体験ができている。
たとえ、過度な要求をされても、ほんの2週間〜1ヶ月の間 だけであるし、
その悪い経験も後々いい思い出になってたりする。


ここで、私が行った3カ所のボランティア先を紹介します。

ハンガリーの片田舎での農作業

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※雑草が生い茂った土地を開墾

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※ハンガリー固有の羊の世話

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 ※羊は角が特徴的


農作業といっても家庭菜園。
でも全く手付かずの荒地?を一から耕さないといけない割にいい道具もなく大変でした。

そして重要なこと。
あると言っていた、暖房もお湯もWifi も、満足なベッドも全てない。
プロフィールと全然違かったのだ、、、😅
当時はまだ冬で朝方は氷点下を下回ってた時期だったのに😳


掃除もされていなく、シャワーも1週間浴びれないというね!
(最終的にガスでお湯を沸かして、洗面器で髪を洗いましたが笑)

ホストはその家に住んでいなかったから、
とにかくなにもない山小屋に置き去りにされた感がすごかった笑

話は飛ぶけど、そんなこんなで、イスタンブールで仲良くなった人(インドのゴアを旅行していた)から移されたであろうお腹のバクテリアの活動が激しくなりだしてしまって。

期間の途中で病院のお世話になったりもしたし、
結局そこまで本腰で働くことはしなかった笑


まぁ、こんなものなのか?と自分を納得させた最初の利用でした。


アルバニアでのホステル業

 
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※おしゃれな空間でのボランティア
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*ボランティアは基本掃除
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※イタリア人の別のボランティアは料理が上手

まぁ、ここもね、、、ブラックでしたよ笑
週休2日の1日5時間のはずが、休みなし、最初は8時間以上働いていたという。

最終的にバカバカしくなり、さすがにそこは5時間だと抗議したけど笑 

それでも休みはもらえなかった。

朝7時半に起きて客の朝食作り、部屋掃除、トイレ掃除と気づくと1時になっている毎日。

なんだかんだ宿客が面白かったり、毎晩飲んだりとなかなか楽しめました😊


ギリシャでのダマスクローズ園での花摘み

 
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*早朝から薔薇を摘む

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*薔薇を摘んだら、蕾をとり花びらだけ回収
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*この倍はある薔薇園
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*お土産にもらった花

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*午後は毎日海
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*ギリシャの海最高

これが一番良かったかも知れない。

確かに作業は単調でわりと身体が痛くなったけど、
昼には終わるし、 今年収穫分はもう終わったとかで、途中から休みが増えた。

ホストも毎日美味しいギリシャ料理を作ってくれて、 2回ほど飲みに連れて行ってもくれた。
ギリシャのアルコールのウゾも美味しい😊

他のボランティアの女の子3人とギリシャのおばあちゃんの家でのんびり夏休みって感じ☺️
暇すぎてトランプとかいっぱいしたな。

とはいえ、このホストは初めてのボランティアの受け入れだったこともあって、
最初の待遇はひどいものだったみたい。
 
というのも私より先に来てた女の子3人組がキレて、家を出て、最悪な評価をつけたというのだ。

そこから学んだホストはその後めっちゃ気を遣ってくれるようになったというわけ。

私はいいところどりでした笑



最後に、ボランティアの期間について。

1週間だけの短期だと、仕事内容を覚えるのと慣れるので精一杯となるから、
できれば2週間〜1ヶ月程はいた方が仕事も、仲間とも打ち解けることができると思う。


雑な終わり方だけど、とりあえず時間がある方はやってみるのがおすすめ。